フリーランスSEが英語力を活かせる仕事内容とは

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求人情報で仕事内容をチェック

英語を使うフリーランスSEの仕事内容をイメージしにくい場合、公開されている求人情報がヒントになります。求人サイトの検索機能を利用して職種と勤務地で求人を絞り込んでみると、英語を使って働くSEの仕事内容の概要が見えてきます。

ERPパッケージ導入

仕事内容に「ERPパッケージ導入」とある求人は、香港勤務で年収が500万円から1,000万円までのハイクラス求人です。ERPパッケージとは統合基幹業務システムのことで、企業の基幹業務となる受注や生産、出荷、会計、財務、給与、人事などを統合している業務効率化システムのことです。募集しているのはプロジェクトマネジャー候補となるSEで、英語力の他に販売や生産管理の基本知識、ERPパッケージ導入のコンサルティング経験とプロジェクト経験のいずれかなどが必須スキルとして求められます。

システム開発やスマホアプリ開発

仕事内容が「半導体製造ラインの工程管理システム、テストシステムの開発」という求人は、日本のとある有名企業の求人案件です。年収は非公開で、年齢、経験、能力を考慮のうえで決定されることになっています。勤務地が海外ということで、ソフトウェア開発の経験は必須条件で、英語でやりとりできる英語力と生産ライン管理システム構築の経験は歓迎スキルとなっています。海外の人件費が安いことから、海外に開発拠点を移す日本企業が増えています。この流れを追っていけば、英語を活用できるチャンスを見つけることができるかもしれません。
同じく日本の企業ですが、企業名は非公開で公開されているある求人では、スマホアプリやクラウドの開発エンジニアを募集しています。仕事内容は、スマホアプリの独自開発と大手クライアントのシステム開発です。条件も非公開で、公開されているのは仕事内容と応募条件です。スマートデバイスの開発経験3年以上、LAMP環境での開発経験は必須条件で、リーダー経験や英語力、アジャイル開発の経験などが歓迎スキルとなっています。日本のエンジニア不足はこの先さらに悪化していくといわれています。この状況を打開するための策として、海外に開発拠点を置く中小企業やベンチャー企業が増えています。最新技術の開発拠点を海外に置く企業もあるなど、これから先は海外で活躍するSEがさらに増えていくことが見込まれます。

求人を非公開にする理由

企業が求人を非公開にする理由はいくつかありますが、「競合他社に採用事情を知られたくない」という企業側の事情が背景にあることが多いものです。また、条件が魅力的だと応募者が殺到し、採用工程に負荷がかかりすぎてしまうという事情もあります。